中学入試 ~2022 算数 図形は難しい??
こんにちは。
小4生から聞こえてくる声の1つに、図形が難しい、わからない、といったものがあります。じゃあどの辺が??というと・・・
①面積がわからない
面積の公式がわからないというわけではなく、まず「長さ」のことができていないとここで詰まります。また㎠、㎡、a、haなどの「単位」の計算ができなくてわからない、という子たちが多くなります。
②体積がわからない
体積の公式がわからないというわけではなく、まず「長さ」「面積」ができていないとここで「も」詰まります。また㎤、㎥、L、mL、dLなどの「単位」の計算ができなくてわからない、という子たちが多くなります。
③図形が描けない
・円がコンパスで描けない
・円を使っていろんな模様をコンパスを使って描くことができない
・定規を使って、教科書に出てくるような図形をノートに正確に描けない
・立方体・直方体をノートにうまく描けない
低学年の時期から「図形」に触れているか、描いているか、描くためには身近なとところで見ているか、この何気ないことの反復があり、学校で数字を使って「広さ」「大きさ」「量」というものを処理をするわけです。それが公式を使っての計算であったり、単位の書き換えになると思います。
「苦手」ではなく、「接する回数」がまだまだ少ないだけに過ぎないということです。まずは図形にたくさん触れてみましょう。そして描いてみましょう。
それでは、過去の入試問題になりますが考えてみてください。三角形と四角形の問題で、難しく考えることなく、「気づき」で解ける問題です。
2パターン解答例を示してみます。
この見方は、受験を考えている人にとってはできるようにしておきたいですね。
これはオーソドックスな考え方ですね。全体から不要なものを引く、これは面積だけに限らず、直接求めにくい問題(特に場合の数)では重宝する解き方ですね。
図形については、今後もいろいろと発信していきます。入試に限らず、中学・高校とつながっていく内容ですので、早い段階からたくさん接してもらいたいと思います。
それでは、また。