中学入試 ~2022 福岡~
こんにちは。今年度もあと数日で終わってしまいますね。
今日は来年度を見据えて・・・今年の中学入試を少しだけ振り返ってみようと思います。
①今年の中学入試(福岡市)の難易度はどうだったのか?
・昨年はコロナ感染症の影響が大きかったせいで、各学校とも受験者数の減少が見られたが、今年は2年前の受験者数ほどに回復している。
・久留米附設・ラ・サールを目指している受験生が、前哨戦となる「西南学院」「福大大濠」の受験を併願したことで、難易度が上がってしまった。
・上智福岡の受験者数が大きく伸びている。(昨年+132)今後も大きく増えること、それに伴い合格者最低点が上がる可能性も十分考えられる。
②入試問題の難易度はどうだったのか?
・年度ごとに平均点が変動していることで、問題の難易度が・・・とありますが、受験者も変わっていますし、問題の質やレベルは大きく変わってはいませんので、難易度は平年並みと考えて問題ないかと思います。
③2023年の中学入試に向けて
実際に中学入試を目指すのはどのような子たちなのか?
・将来希望する職業等が決まっており、早期に受験対策を希望している生徒
・中高一貫での教育への関心が高く、早期に受験対策を希望している生徒
・公立の中学校に対し、考えるところがある保護者の生徒
・経験値を高めるためにチャレンジをする生徒
これはこれまでに聞いた生の声の一部です。受験や進路は自由選択ですから、個人の希望に委ねるべきと思います。ただ、少しずつ「関東」「関西」の受験色が入ってくることも予想されます。
〇思考力・発想力を問う問題(算数の規則性の問題など)
〇読解力を問われる問題(文章が長くなる可能性)
〇実験・観察力を試す問題(アサガオ・ヘチマの葉の形→開成高校が今年出題)
④どうすればいいの??
・日々の学習を「習慣化」することが重要です。遊びたい気持ちもあると思いますが、なしにする必要はありません、メリハリをつけることの方が大事です。
頭の切り替えの練習にもなると思います。ただし、タブレット・ゲーム等は自分自身で制限をかけられるようにならない限り、集中力の低下は否めないと思います。自分に厳しくできるかどうかを試されるのもあります。
・多くの問題に当たること、書くこと、覚えること、音読すること、勉強の基本的な取り組みを、段取り良くできるかがカギですね。
もし中学入試等で今後どうしたらいいか?など知りたい場合は、ぜひお問い合わせください。たくさんお話をさせていただきます(笑)
受験生対象・非受験生対象の「個別指導」も現在新年度生を募集しています。枠が少ないため、満席になり次第締め切りさせていただきます。
ぜひお待ちしております。それではこの辺で。