たのしい算数⑥ ~入試問題にチャレンジ 計算問題だけど・・・

みなさん、こんにちは。教室長の西野です。

昨日はかなりひどい雨でしたね。私も駐車場から家のエントランスに入るわずかな距離でずぶ濡れになってしまいました。みなさん、風邪を引かないように気を付けてくださいね。

今回は中学入試問題を見ていこうと思います。今日は計算問題です。

入試問題となると文章題や図形などがどうしても目立ちますが、各中学校から出題される計算問題は、そこに隠されている「意図」が分かるととても楽しくなります(私だけかもしれませんが・・・)。では問題を見てみましょう。灘中学校の2020年入試の【1】の問題です。

いかがですか?2020年入試なので、2020という数字はこの年の入試にもよく出てきたと思いますが、その横にある101という数字も意味深ですね。何よりも私は0.00125という数字が一番目を引きました。

計算問題は気づきです。それと共に、1つ1つの計算は、これまでやってきている基礎計算の連続にすぎませんから、気づきさえすれば、普通に解くことができるということです。

いかがですか?

1つ1つに難しい計算はありません。計算問題が得意になるためには、基本の計算問題をたくさん解くことで、「気づき」を養っていくことだと思います。すべての問題の全ての計算過程が「初見」であるはずないですから、必ず過去に見たことある計算のはずです。苦痛に思わず、経験値を増やしていると考えて計算問題に取り組むのがいいのではないでしょうか?

それではまたお会いしましょう。